2018視スレ「イヤー・オブ・ザ・ワード」 | プロ野球の視聴率を語るblog

2018視スレ「イヤー・オブ・ザ・ワード」

投票という過程をすっ飛ばしたため、スピード感をもって年内に決定できました。

2018年視スレ イヤー・オブ・ザ・ワードの発表です。

 

 

1.言えなくて残念大谷半端ない

 

2.それはないです。でも野球ですからね

 

3.野球の子がサッカーへというのは困る

 

4.日本シリーズが“高視聴率”でサッカーファンが意味不明の嫉妬

 

5.野球はオワコンではありませんよ

 

6.体に触れるということは全くなかったですね

 

7.『お茶当番が嫌』=『子育て放棄』なのです

 

8.若いうちは自然治癒力がある

 

9.すべての有名人はあなたより優れている

 

10.「櫻井翔タイム」しか…

 

 

というわけで、2018年のイヤー・オブ・ザ・ワードは

 

『言えなくて残念大谷半端ない』

 

を1位としました。ルサンチマン!

 

 

○言えなくて残念大谷半端ない

サッカーロシアW杯の時期に読売新聞に載った川柳。W杯の時期に「大迫半端ないって」という言葉が流行したが、サッカーの盛り上がりを快く思わない野球脳が「大谷の話題で盛り上がりたい」という気持ちを込めたものと思われる。
 
 
 
○それはないです。でも野球ですからね

名古屋経済大高蔵高校の野球部で、監督が部員を殴り怪我をさせていたことが判明した。学校が記者会見を開いたのだが、その際に記者より「以前から暴力があったのか?」という質問に対して副校長が答えた言葉。ある程度のかわいがりはあっても、決して暴力ではありません!野球ですからね。
 
 
 
 
○野球の子がサッカーへというのは困る

高知県室戸市の教育関係会議での教育長の発言。発言自体は2年前のもののようだが、今年話題になっていた。背景としては、室戸市にはサッカー部のある中学校が一校もなく、サッカーをプレーするためにはクラブチームに入らざるを得ない状況であった。野球部は多数あるが部員数は減っており、毎年連合校が増える一方ということのよう。中学校にサッカー部を新設してほしいという希望が出ているが、野球部がさらに衰退したら困るためサッカー部の新設を認めないという政治的圧力があることが、こういった発言からも伺える。野球は様々な場面で既得権に守られているという良い例なのだが…(次の言葉に続く)
※その後の情報で、現在は室戸市の中学にもサッカー部が新設されているということです。
政治的圧力にも負けず、よく頑張った!

 

 


○日本シリーズが“高視聴率”でサッカーファンが意味不明の嫉妬

日本シリーズ第3戦の視聴率が10.1%と二桁を「回復」した際に、週刊実話の記事として出た言葉。日本シリーズの報道量の割に二桁がやっとの視聴率では決して高くはない、報道量の多さは野球の既得権に過ぎないと思うのですが、こういった感想は「意味不明の嫉妬」とされるそうです。
 
 
○野球はオワコンではありませんよ

ドラフト会議中継の視聴率が14.2%だったことを受けて、スポーツ紙記者が語ったとされる言葉。試合中継よりもドラフト会議やら戦力外選手の妻やらの方が視聴率が良いという現状に、ネット民からは「すでに野球はオワコン」「野球死亡確認しました」「女子バレーと大して変わらんとは…」などと手厳しい意見があるらしい、週刊実話によると…ってまた週刊実話か!
 
 

○体に触れるということは全くなかったですね

3月にリトルシニアの大会でタレントの稲村亜美が始球式を行ったが、その際に球児数百人に取り囲まれる、「稲村に抱きついた」などと球児とみられる投稿がSNSになされるなど運営の混乱があった。稲村本人は「(球児が自身の)体に触れるということは全くなかった」と言っているが、一方で「私も倒れてしまって、私の下にも下敷きになっている選手もいるので」と、いやそれは触れてるじゃないか、ムジュンしている!まあ、お仕事なのでトラブルではなかったということにしておきたいですよね…。このことについて、普段から「ノーバン始球式」など試合そのものよりも刺激的な出し物をさせる姿勢に対して、「コンテンツとしての魅力のなさを女性の性で補おうとする発想が下等」と批判する記事も出た。
 
 

○『お茶当番が嫌』=『子育て放棄』なのです

「少年野球の全て!」というサイトに載っていた言葉。近年は少年野球人口の減少が取りざたされており、原因のひとつに保護者の負担もあると思われる。通常の考えならそれも理解できると思うのだが、このサイトでは
世の中には『お茶当番が嫌だから、子供には野球チームを辞めさせた』という親御さんがいます。前述の『我々指導者がお茶当番に期待していること』を読んでいただければ、お茶当番を嫌がるということがどういうことか、少しはご理解いただけるでしょうか。『お茶当番が嫌』=『子育て放棄』なのです。
と、保護者の都合で野球を辞めさせることがまるで虐待に当たるかのように野球への情熱が熱く語られている。
 

○若いうちは自然治癒力がある

広岡達朗による、大谷翔平の肘の怪我に対する治療についての意見の言葉。「大谷は手術を急ぐな」と題したコラムで、手術はせずリハビリなどで保存的に治療するべきだと主張した際にこのように表現された。実際どちらが正しいのかは少ない情報で断定することはできませんが、野球界は特に高校野球で選手を酷使し壊すイメージがあるので、「若いから手術せず治せ!」というのは本当にそれで大丈夫か?と思ってしまいますが。
 

○すべての有名人はあなたより優れている

広島東洋カープの薮田投手がインスタグラムに書き込んだ言葉(元コメントは英語)。今季は自身の成績が振るわず、ファンからの野次や非難が多かったそうだが、そのことに対する不満を表明したものとみられる。行き過ぎた批判は確かに問題ではあるものの、「俺は有名人だから常に正しい、何をやっても許される」というような思想は世間にはあまり言わない方がよいと思います。
 
 

○「櫻井翔タイム」しか…

大谷翔平が登場することについて、アメリカでは「翔Time!」と称して盛り上がっている…という報道がなされていたのだが。本家・流行語大賞には「野球枠」のゴリ押しがあることは一部で知られており、今年も「翔タイム」「金足農旋風」の二つが野球枠としてノミネートされていたものの、さすがに今年は世論との乖離が大きすぎてねじ込みきれなかったよう。11月にテニスの錦織選手がNEWS ZEROに出演した際、今年流行語大賞にノミネートされたスポーツ関連の言葉について質問された際に、野球関係の二つだけ知らず、「翔タイム」については「櫻井翔さんのことでしょうか?」と逆質問した場面が話題になった。
ですのでこちらでイヤーオブザワードのベスト10に入れておいてあげることにしました。おめでとう、みつる。