日ハムの試合を観戦していたら失明していた事件について | プロ野球の視聴率を語るblog

日ハムの試合を観戦していたら失明していた事件について

少し前の話ですが、2010年にプロ野球日ハム戦を観戦していて、ファウルボールが観客の目に直撃し失明するという事件がありました。


その観客は怪我について球団の管理責任を問う裁判を起し、地裁では約4200万円の賠償を命じる判決が下されました。


(個人的な意見ですが、僕の立場だったら片目の視力が失われて4200万円というのは納得できません)


観客の側は「防球ネットを備えるなど、安全対策が不十分だった」と訴えていました。


一方、球団側は「試合中も女性が気を付けていれば直撃を回避できた」と反論しています。

観戦中の観客は常に打球や試合から目を離さないように求められているのです(裁判所ではこれは現実的ではないと指摘されています)


こういう事態になっているのにも関わらず、日ハムはあいかわらず、「スタ婚イベント」を行おうとしているようです



野球観戦しながら婚活! 日本ハム戦が観られる「スタ婚」を開催
http://www.excite.co.jp/News/column_g/20150326/Cobs_156763.html
マリッジイノベーションが運営する結婚相談所「婚活生活」と「北海道日本ハムファイターズ」は4月25日、5月17日、スタジアムイベント「スタ婚」を鎌ヶ谷スタジアム(千葉県鎌ケ谷市/ライト側プールエリアと外野芝生席)で開催する。

野球観戦はイースタン・リーグ公式戦で、4月25日が「北海道日本ハムファイターズVS千葉ロッテマリーンズ」、5月17日が「北海道日本ハムファイターズVS東京ヤクルトスワローズ」となる。お肉と地元の食材、フリードリンク(アルコール含む)を楽しむバーベキューも。



常に打球の行方に目を離さないように求めつつ、一方ではスタ婚イベント(試合に集中するはずない)などを行うとは…

日ハム球団にとって、たかがファンが一人失明したぐらいどうでもいい話なのかな?