『城や前園のように』

日ハム中田、開幕２軍決まる
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080313AT1H1201W12032008.html

日本ハムの新人、中田翔（大阪・大阪桐蔭高）の開幕二軍が決まった。

高卒新人としては破格の長打力でキャンプから話題を独占。オープン戦第１打席で本塁打を放つなど開幕一軍入りが期待されていたが、プロの投手の変化球に対応できずに悩んでいる。

中田は13日に千葉・鎌ケ谷で行われるイースタン・リーグの教育リーグに出場する。その内容いかんにかかわらず首脳陣は二軍で実戦機会を与えていく育成方針を決断した。

「ふざけんなよ、神様」　日ハム・中田が八つ当たり
http://sankei.jp.msn.com/sports/baseball/080312/bbl0803121808002-n1.htm

「（野球の）神様が『プロの厳しさを知っておけ』といっているのかな。ふざけんなよ、神様」と最後は八つ当たり気味だった。

新人の活躍を当て込んだ様々な企画

http://www.zakzak.co.jp/spo/2008_03/s2008031301_all.html

球団は２７日の西武戦までに中田が札幌ドームでプロ１号を打った場合、記念カードを配る企画を立てていた。

野球体育博物館は、中田が史上初の「高卒新人開幕スタメン弾本塁打」を放てば、ホームランボールを殿堂入りさせる意向を示していた。

球団スポンサーでもあるＪＲ北海道は、中田に札幌駅の１日駅長の打診をしていた。

このままいくと、いずれも水泡と帰しそうだ。

中田の入場曲も、せっかく無理を通してクイーンの「ウィー・ウィル・ロック・ユー」に決めたのに、宝の持ち腐れだ。

球団は当初、イベントでもよく使うこの有名曲を、特定の選手に割り当てることを渋っていた。しかし、結局は中田の希望を受け入れたのだ。

活躍前の高卒新人には異例の、中田専用の応援歌を作った応援団も、同様に忸怩（じくじ）たる思いだろう。