2007年プロ野球視聴率10大ニュース | プロ野球の視聴率を語るblog

2007年プロ野球視聴率10大ニュース

2007年の「プロ野球視聴率10大ニュース」が決まりました。投票を集計の結果、下記の通りとなりました。

2005年の10大ニュース

 

2006年の10大ニュース

  

 

 

 

 

2007年プロ野球視聴率10大ニュース

 

 
1位 110票 日本シリーズ史上初一桁、しかも二度も!

10月28日に放送された日本シリーズ第二戦で9.2%と、ナイターでは史上初となる一桁を記録。『テレ東の中継だから仕方がない』との擁護する意見もあったが、10月30日の第三戦ではフジテレビの中継にも関わらずまたも一桁。初戦の台風効果で押し上げたにも関わらず、5戦全体の平均も11.9%と史上最低を大幅に更新し、少なくとも関東地区(でも4000万人が住む)での野球人気の低下を裏付ける数字であった。

 

  
2位 50票 巨人優勝…でも優勝決定戦は地上波中継なし

今季のセ・リーグは久々に巨人が優勝。しかし近年の野球中継の視聴率低下の影響か、特に夏以降のナイター中継は激減。そのためせっかくの巨人優勝決定試合も地上波中継が行われなかった。なお、優勝決定試合は10月2日で、日テレではさんま御殿を10分だけ中断して特別速報番組をはさんだ。

 

 
3位 28票 星野JAPAN 代表ごっこ ・アウェーの洗礼・世界最終予選は隠蔽

2007年12月に、北京五輪アジア予選を戦った星野JAPAN。試合以外のほとんどの場面では、その活動の底の浅さが目立った。2007年1月から何回も、ニュースなどでマスコミに煽ってもらうことだけを目的とした、『カラ代表候補』(候補は発表になるが、実際の活動は何も行われず、このメンバー以外からも選ばれる可能性がある…)を発表したり、夏に行われた『プレ五輪』(大学などからの選抜で参加)では、実際の予選と結びつく要素は皆無であるにもかかわらず『国際試合の厳しさ』とやらをアピール。マスコミも調子に乗って、空港で荷物が出てくるのが5分送れたとか、些細なことを『アウェーの洗礼』とはやし立てた。また、今回のアジア予選については2位・3位でも『世界最終予選』(わりとヌルめ)に回ることが出来たのだが、予選を中継したテレ朝や報道ステーションはその存在を隠蔽し、『五輪への切符は一枚です』、『これに負けたら北京へ行けません!』など、ほとんど虚偽とも取れる報道を繰り返し、絶対に負けられないムードを演出することに成功した。

 

 
4位 21票 サンデーモーニング今週のバックパスが各所で問題に

TBSの日曜朝の番組『サンデーモーニング』内のスポーツコーナー『ご意見番』において、一時期トーンダウンしていたアンチ・サッカー活動がまた活発化。しかし、特に『今週のバックパス』について、サッカーマガジンなどの専門誌への投書が発見されたあたりから、BPOへの投書、Web上でのアンチ・サンモニキャンペーン、TBSへの抗議電話などが盛り上がり、特にJリーグの順位表フリップの扱いに対して、関口大佐が番組内で言い訳する場面が複数回見られるようになった。

 

 
5位 20票 巨人戦G帯中継数、106→74試合と激減

今年度の巨人戦G帯中継は、前年度までの低視聴率が理由と思われるが、昨年の4分の3弱となる74試合に激減した。春先など、それなりによい視聴率が見込める試合を選んで中継したはずであるが、後述のように視聴率はそれほど回復しなかった。

 

 
6位 19票 巨人戦年間視聴率・優勝でも0.2%の微増…だが大変な数字

今季の巨人戦中継は、前述のように数字の見込める試合に絞って中継を行い、また昨年と異なり巨人が優勝、しかも最後まで優勝争いがもつれる接戦であったにもかかわらず、年間平均は9.8%であり、昨年から0.2%の微増にとどまった。しかし日本テレビの久保社長は、10月の社長会見において『テレビの世界では0.2%は大変な数字』と誇らしげに語った。

 

 
7位 15票 夢気分、巨夢戦V逃すも日シリに歴史的勝利

巨夢戦三連覇を狙った『いい旅・夢気分』であったが、2戦目からの8連敗が響き今季の優勝を逃した。連敗中は先鋭的なサポーターにロケバスが囲まれるという事件もあったようだが未確認。ただ、リーグ戦終了後には史上初めて、日本シリーズ相手に勝利を収めるという快挙も成し遂げ、来年への期待をつないだ。

 

 
8位 12票 絶望先生でVIBチョコ登場

週刊少年マガジンにて連載中の『さよなら絶望先生』の、今年のバレンタインネタの回で、背景の書き込みに『VIBチョコ』とあるのが発見された。このマンガは以前から、野球中継の視聴率低下などを度々話題にしており、作者かスタッフか担当に視スラーがいるのでは?と話題になった。

 

 
9位 11票 NHKメジャー偏重が顕著に… 尾身幸次財務相も批判

今季から松坂が移籍したメジャーリーグであるが、その放映権を持つNHKの報道姿勢が著しい偏りを見せた。ニュース番組のほとんどの時間で、メジャーメジャープロ野球メジャー…。6年300億円の放映権料に見合った視聴率を取るべく、ニュース番組を犠牲にして宣伝を図ったとも考えられるが、あまりの偏重振りに政治や経済など本来のニュースを伝える時間が減少し、公共放送の役割を果たしていないのでは?と各方面から批判の声もあがった。なお、肝心の視聴率であるが、ワールドシリーズですら4-5%(占拠率10-20%)と低く、試合を見るほどの関心はほとんどの人が持っていないということが明らかになった。また、日本のプロ野球からも、オーナー会議や王監督、星野監督までもが『NHKはMLBに偏りすぎではないか』と批判の声が聞かれた。

 

 
9位 11票 薬球問題…MLBドーピング疑惑選手リスト発表
12月13日に『ミッチェル・レポート』が発表になった。アメリカメジャーリーグ在籍の選手80名に筋肉増強剤などの購入・使用の証拠があり、ドーピングが強く疑われるとの内容であり、MLBにおいてドーピングが広く蔓延している可能性が示唆された。リストの中には日本球団に在籍していた選手も含まれていた。

このニュースに対して、江本大佐が『市販している薬だから悪いものではないし、日本人も結構使っている』的な香ばしい発言をしていた。

 

 

 

日本シリーズの一桁については、やはり象徴的な出来事だったと思います。

 

選からはもれたのですが、オールスターもデーゲームになりましたし、

 

野球からテレビで売れる企画がどんどん減っているように思います。

 

 

1001の言うように、野球の五輪復活はあるんでしょうか?でもドーピングが…。

 

 

 

それでは来年もよろしく。