イヤー・オブ・ザ・ワード2007ノミネート | プロ野球の視聴率を語るblog

イヤー・オブ・ザ・ワード2007ノミネート

師走っていろいろ大変。めっきりお待たせしました。

 


投票所 完成しましたので皆さんの投票お待ちしております。

 

 

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○つまらぬ杯は割って捨てろ

野球ファンの北川成人が、天皇杯を指して書いた文章。

Jリーグは大会の数が多く、そのためファンの興味が分散して、だから人気がない…というような内容だった。

確かに天皇杯の位置づけは考慮が必要だとは思うが、天皇の名がついた杯を「割って捨てろ」という表現を使ったことでブログが大炎上、新春早々の大火事となった。

 

 
○私たち日本国民全員が野球に感謝しなくてはいけませんね武内さん

星野仙一中将が、2007年1月25日「野球五輪代表候補」60人を発表した後に報道ステーションに出演した際に古館が言ったとされる言葉。前後関係は今となっては不明だが、報ステのスタンスを露骨に感じさせる。

 

 
○代表ごっこ

召集も合宿も試合もなかった頃の「代表チーム」の活動(主に1001の視察、講演、インタビュー、アウェーの洗礼…ダイエットコーラがない…などからなる)を揶揄して表現した言葉。

 

 
○プレ五輪は世界レベルの大会やで

星野仙一・野球日本代表監督が3月にコメント。大学生や二軍選手主体で臨むプレ五輪へ『ハンカチ王子』を招集しようとしたが、早大の監督に拒否され、それに不快感を表明する際に用いられた。野球の場合、『世界レベル』は日本レベルより低いことが多い…。

 

 

○契約金の過払いであって、裏金ではない

横浜ベイスターズが2005年に獲得した那須野投手の入団に際し裏金を払っていた件について、取材に対し回答した言葉。つまりドラフトに裏金は存在しなかった!クリーンプロ野球。

 

 
○我々マスコミも場当たり的に叩けばいいってものではないですね

西武、横浜など続々判明する裏金問題が、高校野球の特待生制度に飛び火。テレ朝的には高校野球を守りたいため、報道ステーションで古館が上記のように発言した。普段の報道はどうなんだ…。

 

 
○防衛軍円卓会議

低迷するプロ野球中継の視聴率を回復させようと、07年シーズン前にNHKも含めた各局の野球担当プロデューサーが集結し行われた実在の会議。

 

 
○オリンピックの野球はロンドンで、一時なくなる

5月9日の野球中継に解説者として出演した星野仙一中将が発言した言葉。どうやって復活させるつもりなんだろうか…。

 

 
○巨人戦が見たい。それも地上波で

最近は放送されないことも多くなった巨人戦に対して、報知新聞の記者がコラム(署名なし?)で書いた言葉。お爺様の切実な思いが伝わってくるかのようだ。

 

 
○下がる可能性は断固否定します

日本テレビの久保社長が、6月の社長会見で今後の野球中継の視聴率に対して発言した言葉。過去の視スレで『断固さん』という天然野球脳がいた時期があったなあ…。

 

 
○テレビ局みんなですけど、おかしいですよ!絶対おかしいよ!

6月16日の野球中継にゲストとして出演したSMAP中居メンバーが、試合の途中ですが9時で放送終了になることに対して発言した言葉。後番組が自分の番組だったら、そんなこと言わないくせに~!

 

 
○最近キーパーのミス多いなあ

6月17日のサンデーモーニングにて、バックパスからの失点が多いことに対する大沢親分の感想。いやいや、騙されてるよ親分!世界中から集めてきてるんだから!!

 

 
○なんかつまらな~い相手でも視聴率取りますし

6月10日にサンデープロジェクトに出演した星野仙一中将の、国際戦ならどんなスポーツでも、どんな国が相手でもみんな関心を持ってくれる、という趣旨の発言。具体的にどこがつまらな~い相手なのかは不明。

 

 

○YHK

NHKの蔑称。スポーツニュースや、それどころか一般ニュースの枠で野球(主にメジャー)情報ばかり報道することから、このような呼び名がついた。イチローのヒットの本数ばかり伝えて、政治や経済の報道量が減少したため財務相に文句を言われることとなった。

 

 
○メジャー中継ばかりしないで、日本のプロ野球をもっと中継して欲しい

NHKのニュースや中継でメジャーばかり取り扱うことに対して、オーナー会議や王監督、星野中将などからこのような抗議の声が上がった。表題の発言は王監督のもの。なぜだか知らないがNHKはメジャーに300億払っているから仕方がないんです…。

 

 
○ニーズが低い中では現実的な対応を取らざるを得ない

フジテレビ社長が野球中継を減らしたことへのコメント。何て優しさのない!!

 

 
○野手も投手も(ドーピング)やってるからある意味フェア

8月13日ちちんぷいぷい(@関西)にて掛布が言ったとされる言葉。メジャーリーグについてのコメント。この頃はまだ、『薬球問題』は表に出ていなかった…。

 

 
○プロ野球は公共財

8月7日の日経新聞に小林至少将が書いたコラム文中の言葉。野球も相撲と同じように、ミクロに近い視聴率でもごひいきにして欲しいとのこと。 

 

 
○奪回

今年、セ・リーグ優勝を果たした巨人のスローガン。流行語大賞を望んでいたが、最近の野球人気の低下と、クシリで中日に負けたことから、用語としては泣かず飛ばず。イヤーオブザワードにノミネートされることとなってしまった。

 

 
○地上波の野球は報ステで

9月21日のyahooテレビにて報道ステーションの番組説明文(と呼ぶのかな?)として確認された言葉。おそらく新聞のラテ欄にも載っていたと思われる。報ステの野球偏重振りを自ら表現した言葉であるが、地上波で野球中継が極端に減少したことも同時に表現されてしまっているため、反防衛行為であるとみなすことも出来る。

 

 

○もう一つの歴史的決勝
11月14日の報道ステーションで、ACL決勝第2戦・浦和レッズ×セパハン戦の結果を伝えるコーナーが終わり、大学野球全国大会決勝のコーナーに移る際に武内アナが発した言葉。同列に扱うことによって、かえってショボさが際立つようにも思うんだが。さすがに舞台として違いすぎるというか…。

  

 
○ナイター中継が多い我が社は最初からハンディを負っている

日本テレビ放送網久保社長が9月中間決算を発表した際に発した言葉。

巨人戦の地上波の視聴率は年間平均で九・八%。久保社長は「視聴者が五十代男性に偏っている」と指摘。その結果、局全体の営業成績にも悪影響が及んでいるとの認識を示した。

 

 
○テレビ界は0.01%で勝負をしている世界、0.2%は大変な数字

10月29日日本テレビ定例社長記者会見での久保社長の発言。中継数減少や、巨人が優勝したにもかかわらず去年より0.2%の上昇にとどまった野球中継の視聴率であったが、上記のように言い訳して0.2%の意義を誇った。1999年から去年まででは10%下がっているのだが、それは大変な数字ではないのか?

 

 

○完全アウエー。まさに「忍」の1字。

北京五輪野球のプレ大会にて星野中将が直面した、厳しい?アウェーの環境を夕刊フジが表現したもの。宿舎ホテルの喫茶室でお気に入りのダイエットコークを注文したものの、メニューになかったことが「完全アウェー」に当たるらしい。

  

 
○すっきりしない…。何がって?いろいろだよ!

10月31日に前日のプロ野球日本シリーズ第3戦中日×日本ハムの視聴率(9.7%)をブログにて記したフジテレビ・スポーツ開発部長上田昭夫氏の言葉。まさかの日本シリーズ連夜の一桁にテレビ局幹部がいかにショックを受けたかをまざまざと世間に見せ付けた。

 

 

○薬球

12月13日にアメリカで公開された「ミッチェル・レポート」により、大リーグにおけるドーピングの蔓延が示唆され、それ以降野球を「薬球」と表現することが視スレで増えた。特に、いろんなAAの目の部分を@に変えて、意味不明な台詞をしゃべらせる「薬球AA」は、ちょっと怖いが面白いものが多い。

 

 

○報道の偏り…、胸くそが悪い

星野中将が、9月15日に自身の公式HPに載せた文中の言葉。自分と直接関係ある話題ではなく、当時激しかった安倍総理バッシングに対して、マスコミの偏りぶりを批判したもの。確かに言ってることは間違っていないが、春ごろの野球代表ごっこ報道はありなのか…。

 
 

○野球とサッカーどっちが好き?ここに僕がいることも考慮してね

萩本欽一(そういえば階級ないな)が12月19日「2007毎日スポーツ人賞」にてハニカミ王子こと石川遼くんにかけた言葉。なお、ハニカミは「サッカーです」と返答。芸能界における野球防衛圧力の一端が垣間見える。